こんにちは。20代の男です。
私の状況は実は同世代の性病ではもっとも多いケースではないかと思います。同じような話を本当に良く耳にします。

①尿道に違和感を感じる。
②ネットや本で調べてクラミジアや淋病におびえる。
③思い切って病院で検査。同時に抗生剤が処方される。
④検査結果で非淋菌性非クラミジア性の雑菌性と言われ安心する。
⑤安心気分で薬を飲んで数週間、なぜか症状が続くので抗生剤を変えてみる。
⑥さらに調べまくって知識も増え、病院も抗生剤も何度か変えて数ヵ月。
⑦本やネットで調べて効果があると言われている薬を飲んでいるのに完治しない。淋病やクラミジアの人がむしろ羨ましく思える。

その後、薬代の問題や病院通いも嫌になり、実は治ってなくても医者には「良くなった」と言って治療を終えている人が非常に多いようです。
淋のように痛みが強くないし、クラミのような顕著な膿もなく、何より雑菌という響きが如何にもお気軽な感じがするので皆「もういいや」と放置するようです。
 
素人が言うには大変失礼なのですが、同様の話をあまりにも多く聞くので、医療サイド側ではそういったケースを治った=効果があったと勘違いしている感じがします。 

前置きが長くてスミマセン。
教えていただきたいのですが、雑菌性(またはマイコプラズマ)尿道炎が本当に完治したケースで一番実績のある抗生剤は何なのでしょうか? 本当に自信のある薬を処方されている病院であれば、どんなに遠くても通いたい気持ちです。

よろしくお願いいたします。

確かにおっしゃるようなケースは、多くなっている気がします。

ただ、医療機関側としては、患者さんのおっしゃる自覚症状の消失というのは、非常に重要な所見となりますので、それをもってして治療を終了するということが多々あります。

この場合の問題は、あたりまえの事ですが、培養できない細菌は、薬剤感受性(どの薬が効くか)がとれない。ということにあります。

したがって本当に薬が効いているのか?を直接的に確定できません。
ただし、間接的に薬の効果を判定する効果はあります。
治療の前後で、尿道分泌物、又は尿沈渣中の白血球の数やその質をチェックする方法です。

もし、投薬によってそれらの白血球が減少したり、正常化した時は、効果があったと判断すればいいのです。
ただし、回りくどい方法ではありますが。。。

一般的に、マイコプラズマGやウレアプラズマUなどの感染にはマクロライド系またはテトラサイクリン系の抗生剤が推奨されます。
原則として、2週間の連続投与が治療の1クールとなります。

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